YMO
< 2008. 06. 15 @ Royal Festival Hall, London (Meltdown '08) >
ここロンドンで一度にこれだけたくさんの日本人の姿を観たのは、2004年の「NHKのど自慢ロンドン大会」以来のことであった。おととい観にいったYMOのロンドン公演のことである。オレ自身も、「YMOは観た事がないけど、ここで行っておかないと一生機会が無いかもな。」ということで、のこのこ出かけていった大多数の日本人観客のひとりである。
意外、といっては怒られるかもしれないが、けっこう楽しめたライブだった。
YMOの演奏前に会場のバーで立ちながらビールを飲んでいたら、観客のなかに Hot Chip のフロントマン Alexis Taylor と Joe Goddard の姿があった。彼らも 「エレクトロのレジェンド」YMOを観にやってきたのだろうが、この夜聴いたYMOの曲の大半は、かなり Hot Chip に趣が似ていたことに気がついた。YMOが演奏した曲はそのほとんどに現代的なアレンジが施されており、あまり原曲のイメージを留めていなかったのだが、決して「むかしのおじさんたち」という印象を観客に与えなかったと思う。
現代のポピュラー・エレクトロの第一人者である Hot Chip にも多くの影響を与えたバンドなのだろうし、そして「今の音」からもずれてない、決してロートルになっていなかったのはさすがだ、と感じた夜だった。まあ、曲の面白さの追求よりも、小技のてんこ盛りをがんばったように聴こえてしまうのは、オレのような素人から言わせれば、大御所ならではのお約束でもある。Hot Chip とは土俵が違う、と言いたげにも聴こえるが、「現役」としての対抗心もあるとすれば、まさにその意気やよし、である。えらそうなこと言ってすまんが。
この日もうひとつうれしかったのは、会場に入ってから知った「前座」が Pivot www.myspace.com/pivotpivot http://pivotpivot.net/ だったことだ。先月の Great Escape、そしてそのあとすぐのパリ公演を見逃してしまっていたからだ。これも面白かったよ。もうけた。
2年ぶりのメルトダウン・フェスティバルを堪能し、会場の Royal Festival Hall を後にした。その夜は日本人の顔をたくさん見たので、無性に夜食でラーメンが食べたくなったのであった。


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