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2008年7月30日 (水)

Kaiser Chiefs

< 2005. 10. 25 @ Carling Academy Brixton, London >

興味はあったのだが、タイミングを逃しているうちについに一度も観ることのなくなってしまったバンドがあって、オレにとってその代表格は Kaiser Chiefs だ。

まったく話題にもならなかったCDシングル・デビューの直後、2004年のレディング・フェスティバルでは新人バンドテントに相当する Carling ステージで、早い時間にひっそりと出演していたようだが、この時点ではその存在を全く知らなかったので、見逃した、というよりはフォロー自体をしていなかった。それからしばらくして MTV2 の「レディング '04 」特集では、この無名の連中は会場の中でインタビューを受けていた。そこではなぜかドラムスの Nick がアコースティック・ギターを持ちながら、当時流行りでその年のレディングにも出演していた Rasmus の曲をあきらかにバカにしながら皆で合唱していた。この「レディング特集」では、彼ら Kaiser Chiefs の自身の曲は一切流されない、ただのインタビューなのに、である。

変なバンドだなあとは思っていたが、さらにしばらくのときを置いて MTV2 でオンエアされ始めたセカンド・シングル、[ I Predict a Riot ] はなかなか面白い出来だ、と思った。発売と同時にCDショップに走って買いに行った友人からさっそく借りたことを覚えている。この曲はその後再発されてチャートを上り、最終的にはナショナルチャートの20位近くまでいったはずだ。

さて、普段であればこのように、話題が盛りあがりつつあるあたりでどこかのライブ会場に観にいく、というパターンがオレの場合多い。ところが、このシングル発売の前後からしばらくはまったくツアーが組まれていなかった、と記憶している。そして恐らくそのちょっと前くらいのタイミングで、たぶん小規模ライブを見逃してしまっていたため、彼らの姿を捕まえられるタイミングは翌年2005年のどこかのサマーフェスティバルまで待たなければいけなくなっていた。そしてそのころまでには彼らは更なるヒット曲を出し続け、フェスティバルのメインステージでそれなりのポジションを占めるまでになっていたように思う。

正直、[ I Predict a Riot ] 以降の曲が、自分ではそんなには楽しめなかった。それに、あまりにも急激に人気者になってしまったことや、気になってから時間がたちすぎてしまったことで、偏屈者のオレとしては、このバンドをもう自分にとっての「ライブを観たいバンド」リストから脱落させてしまったのであった。結局、夏のフェスティバルでもそのステージまで駆けつけることは無かった。

2005年の年末には XFMラジオの年末総決算イベントで、なんと大出世の Carling Academy Brixton でトリを勤めるという。オレはこのときどうしても観たいと思っていた The Cribs がこのイベントのオープニングアクトを務めることになっていたためチケットを購入したのだが、実はこの The Cribs を楽しんだだけで満足して家路についてしまった。 Kaiser Chiefs は、テレビのチャンネルをひねればライブ映像が観られるようなバンドになっていたこともあり、一度もナマで観た事が無いのに黙殺してしまったのである。今から考えれば別に観ておいてもよかったのに、とも思うのだが、やはり 2004年のレディングを観ていなかった、という悔しさがまだ多少残っていたのかもしれない。

セカンド・アルバムは買っていないのだが、テレビやラジオで流れるシングル曲を聴くたびに、あいかわらず「当たり」と「ハズレ」を繰り返しているように思う。でも言い方を変えると、まだ十分自分にとっても観て楽しめるバンドなのではないか、とも思ったりする。なにか良い機会があるといいんだけれど。

ところで、昨日のエントリーでも案内した、今年のレディング・フェスティバルに新たに加えられる「 BBC Introducing ステージ」。今日ようやくそのラインナップの第一陣が発表された。名前や曲をすこし知っているバンドもあるにはあるが、今までそのステージを観たことのある連中は皆無だ。まさに「これから」の期待の新人を集めた、と言えるだろう。

実はこの 「BBC Intoroducing ステージ」は、レディングと同時開催のリーズ・フェスティバルでだけは去年からスタートして好評を博しているそうだ。そして、レディングを含めて両会場実施となった今年も昨年同様、Sandman Magazine という音楽フリー・ペーパーと Futuresound というプロモーターがバンドのブッキングを担当している。そしてこの両者とも、リーズ(Leeds)をベースとして近郊のマンチャスターやシェフィールドに深く根を張っているらしいのである。リーズ自体はバンドの宝庫として有名だし、こういったメディアなどが下ざさえをしているのだと思うが、たしかに今日発表されたラインナップにはリーズ並びに近隣の連中が多いようだ。

この Sandman Magazine は、わけてもリーズ出身の Kaiser Chiefs や、隣町シェフィールド出身の Arctic Monkeys をかなり初期から発掘して、地元のラジオDJなどとも連携して積極的にプッシュしてきたことで知られているという。そんな彼らが今年「発掘」してきたバンドのなかに、果してオレの琴線に触れるようなやつらが含まれているのかどうかは判らない。しかし、「あんとき見逃したか!」という思いは、今回のレディング・フェスではしたくないものだと思っている。

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