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2008年8月19日 (火)

S.C.U.M.

< 2008. 05. 17 @ The Water Margin, Brighton, The Great Escape '08 >

イケメンバンド、というと今だに Maths Class の名前を挙げてしまうようでは、オレはもう時代の流れを追いかけ切れていないのかもしれない。まあ、仮にキッチリ追いかけ切れていたとしても、いい「おっさん」としてどうなのか、という気もするのではあるが。

2007 年に発見した「ビジュアル系」が Maths Class だとすれば、ことし 2008 年は S.C.U.M がキテるのらしい。www.myspace.com/scum1968  こういう時代の潮流を理解するには現場に行って肌感覚でつかみとるに限る。ことしのグレートエスケープ ('08)で、Artrocker 誌イベントを午後の早い時間から観ていたら、偶然に出会った連中である。

俗に沈没しそうな船からは出港前にねずみが大量に逃げ出す、というが、このバンドが始まる直前、どこからともなくやって来た日本人婦女子観客たちが四方からずぞぞぞぞぞっとステージ前に結集し始めた。「こっ、これは何かあるぞっ!」と思ったが、果たして登場したバンドのメンバーは、黒装束に身をつつんだかわいらしい青年達であった。彼女達は「イケメン」発見にかけてはかなり「さとい」ことをオレはなんとなくだが知っている。

見た目どおりちょっとゴスの入ったサウンドは、Maths Class ほどのインパクトは無かった。それと、演奏開始直前にオレの後ろから前方に抜けていった複数の邦人女性がオレに対して浴びせかけた日本語「通さねえのかよ~。」に萎えていたこともあって2曲ほどで撤収。その晩のステージに備えて夕食をとるため会場をあとにした。まあ、オレ個人としてもある種の時代の証人にはなった、とおもう。

オレの横で見ていた友人の証言によれば、オレを日本人と気づかず後ろから日本語で感情をあらわにしたその女性達は、けっこう妙齢を超えていたとの事である。もしかすると「イケメン道」の求道者だったのかもしれない。志は多少違っても、同じく道を極めようと年季を重ねる者として、礼を失せず徳を高めたいものだと自分にも言い聞かせた夕暮れであった。

Scum

Ipso Facto と一緒に、今月号の Artrocker 誌の表紙にも取り上げられた。

Great_escape_2008_077

@ The Water Margin

ま、こんなかんんじです。

* コメントバックができないので、追記します:

とても貴重な情報、ありがとうございます。この日はまさに彼ら S.C.U.M のあとが Maths Class だったように記憶しているので(こちらは観ていませんが)、まったく合点のいく話です。想像のとおり、「イケメン道」をつきつめている方々だったのですね。修行が楽しそうでうらやましい限りです。今度ふたたび姿をお見かけすることがあれば、苦行(見た目のさえないバンド鑑賞)はまったく行なわないのか、ちょっと興味があるので聞いてみたいものです。

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コメント

楽しく読ませていただいてます。
今回のブログを読んで、元ブライトン滞在の私としては誰のことだかすぐにわかってしまいました。笑 知り合いではないですがイケメンバンドの最前列には必ずいるブライトン在住の某邦人女性ですね。。。私はmaths class個人的に好みではないですが彼らのライブには必ず最前に彼女とその仲間がいますよ笑
いや、いいと思います。。楽しそうですし。

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