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2008年9月 5日 (金)

Rage Against the Machine

< 2008. 08. 22 @ Reading Festival '08, Main Stage >

上の日付を「赤字」で書いているのでお察しの方もあるかもしれないが、今日のお題は「今年のレディング・フェスティバルに行ってきたけど、メインステージのヘッドライナーである Rage Against the Machine は観ませんでしたよ。」という、ただそれだけの話である。

まあオレの場合、よほどのことが無い限りはフェスティバルのメインステージにおけるヘッドライナーを観ることはないのだが、夜の寒さと大群衆の混雑には耐えられない「ひ弱」な日本人中年サラリーマンなので勘弁して欲しい。

従って、そもそもあえて取り上げるまでも無いバンドではあったのだが、実はフェスティバルの前日の木曜日、レディングに向かうべくパリの空港でロンドン行きの飛行に搭乗する列に並んでいたら、同じ飛行機に乗りこむこのバンドのメンバー全員に遭遇したのであった。キャリアであるエール・フランスというのは、間違いなく世界一システムがダメな航空会社で、オレは極安チケットで後ろから3番目の席だったが、列の短い「ビジネス搭乗口」に堂々と並んでいる一方、間違いなくビジネスクラスに乗るであろうレイジのメンバー達は、「エコノミー登場口」の長蛇の列に並んでいた。そのため、ちょうど正面でお互い目が合う位置に対峙したのであった。

オレの同行者が、いきなり「おっ!いたっ、トム・モレロ!」と叫んだので、一緒になって必要以上に彼を凝視したために本人的にはキモチ悪かったと思う。ほかには誰も気にかけるような乗客はいなかったようだ。しばし考えたあと、レイジが明日レディングで演奏することを思い出し、それでは、と Tom 氏の周りを見回したら他のメンバーも発見した、というわけである。まあ、ボーカルの Zack de la Rocha 氏だけはすこし離れれて並んでいたのは、やっぱりそういう人間関係なのかなあ、などとも思ったりしたものである。だが彼の髪型はオレの知っているドレッドではなくて、かなりフツーのものであった。Tom 氏ではなく、Zack 氏を見ただけでは、レイジとは気づかず、ただのマグレブ人と思って見過ごしたに違いない。

翌日になってフェスティバルの会場内を歩いていると、いるわいるわのレイジTシャツだらけである。なぜ彼らが昨日パリから飛んできたかを無言で「説明」してくれるヒトもいて、おもわず「なるほど!」とヒザを叩いた。当たり前といえば当たり前だが、レディング公演の前は、パリ公演なのであった。↓

Reading_2008_025

コアなファンの髪型は基本的にドレッドであり、このボーカリストの現在の髪形を真似よう、という奇特な者はあまり見受けられなかった。

例によって暗くなりかけてきたころホテルに帰った。シャワーを浴びてつまみをほおばりビールを飲みながらBBCのチャンネルをひねる。だいたいこの時間はヘッドライナーの生中継を中心に本日のハイライトを流しているのである。せっかくの縁だし、テレビでくらいは見てやるか、というのがこちらの姿勢であった。

ところがなぜだか不可思議にもレイジの映像だけ出てこない。こいつらやりやがったな、とピンときたとおり、後日調べたら「ライブ映像はバンドの意向により放映禁止」とのことであった。だったらフェスに出るなよ、とも思ったが、よく考えたら、「だったら最後まで残ってナマで観ろよ」というのが正解であろう。

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