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2008年10月13日 (月)

Ida Maria

< 2008. 08. 22 @ Reading Festival '08, Festival Republic Stage >

Ida Maria のステージを観るのは、この夏のレディング・フェスティバルが初めてだった。www.myspace.com/idamaria

その数ヶ月前におこなわれたブライトンの The Great Escape では、あまたいる出演者のなかから選ばれた彼女の顔写真が、イベント・パンフレットの表紙に載っていたことを覚えている。その直後のグラストンべリー・フェスティバルでは、そもそも出演が予定されていなかったにもかかわらず、突如登場した土曜日の The Other Stage のオープニングで、雨降る中オーディエンスを大いに盛り上げたというはなしだ。やはり一度くらいは観ておくべき今年の顔だろうと考えて、レディングの会場で彼女の登場を待つことにしたのである。

ところで話はさかのぼって、そのグラストンベリーでのことなのだが、ちょうど彼女のステージが終わったあたりでオレはようやく The Other Stage に到着した。一雨あがったので、屋外に出ようと思ったのだ。そこにはたった今演奏を終えたばかりのアーチスト名、つまりは彼女の名前がステージの上に「IDA MARIA」、と大きく掲げられていた。

そのとき同行していたオレの友人(日本人)がそれを見てぽつりと言った。「井田マリアかあ~。聞いたことないけど、今回日系人アーティストがここに出演してるとは知らなかったよ。」

井田マリア。かなり、実在しそうな名前である。単なる勘違いで片付けるにはもったいないくらいだ。

「井田マリア」という語感からオレの想像力が刺激されるビジュアルは、世代的に夏木マリとか山東ルシア、そして辺見マリなどといった『昭和セクシー歌謡』の重鎮たちである。だが、レディングで近くから眺めた彼女のご尊顔は、「悩殺系」というよりは「呪殺系」、もっと具体的に言うと、ビョーク方面の造作であった。

実際彼女は、顔の見た目以上に声質がビョーク似のハスキーボイスで、要するにステージの印象はビョークがロックンロールをやっているようなものなのであった。これが好きかと聞かれたら、オレ自身はちょっと躊躇して答えに窮してしまうような気もするのだが、世の中にはビョーク信仰というものがある。 Ida Maria もビョークの輪廻転生した姿のひとつと考えれば、その信仰の世界から意外と多くの歓迎を受けるアーチストになるかもしれない、と思った。

ビョーク本人が、なんとなく日本人から見ても親近感を持たれる顔つきをしているからだろうか、外見上もビョーク信仰にたっぷり浸った日本人婦女子というものを、をこれまで何人も目にした記憶がある。そう考えてみると、Ida Maria 当人自身もおそらくはビョーク信仰者に違いないとオレは勝手ににらんだのであるが、「井田マリア」名で売りだしても日本ではけっこういけるだろうな、とまったく意味なくどうでもいいことを考えた。

Idamaria

@Festival Republic Stage

Flickr より拝借。

井田さん!ストッキング、伝線してますわよ。

● コメントバックできないので、追記します。

皆さま、コメントならびに情報ありがとうございます。 We Are The Physics 来日公演、是非とも成功を祈念いたしております。彼らを初めて見たとき、xfm の John Kennedy が、ライブステージ前のバンド紹介で、「さあ、お待ちかねの、ウィー・アー・フィジクス!」と叫んだのですが、しょっぱなからボーカルのマイケルに訂正されてました。「あのう、ぼくらは、ウィー・アー・・フィジクス、といいます・・・」 けっこうこだわりがあるようなので、関係者の皆さまも、一応、気にかけてあげてください。あと、一ファンとして気になっているのですが、(ボーカル)マイケルはオフステージでは常にリュックをかついでいるのですが、中に何が入っているのか、わかったら教えてください・・・・。

あと、井田さんの歌詞。けっこう、むねとおなかががいっぱいになりますね。

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コメント

初めまして。
いつも興味深く拝見させていただいてます。日本で見れないライブを多くご覧になっていて羨ましい限りです。

海外のインディーバンドを東京に招聘しているOn the Oneでは、この度このブログでもしばしば名前が登場するWe Are The Physicsのライブを開催致します。

【日時】 2009年1月24日
     OPEN:18:00/START19:00
【場所】 渋谷O-NEST 
【チケット】 前売り券 ¥3400(ドリンク別)/当日券 ¥3900(ドリンク別)
【出演バンド】 We Are The Physics, and more...
【問い合わせ】 On the One 03-3271-3185
その他の公演についてはHPをご覧ください。http://www.ontheone.jp

こちらのブログの読者の方などUKインディーファンの方に多く来ていただきたいと思い告知させていただきました。
不適切でしたらお手数ですが削除お願いいたします。
長文失礼致しました。

お、We Are The Physicsがついに東京でライブを!いいなー。見たいなー。でもわたしも海外に住んでいるので、残念ながら行けません...。3人いるマイケルくんのうち、ドラマーの彼は、ちょっと体が弱いのか、この前も彼の不調により、ライブが一つキャンセルになってました。日本への長旅で、体調を崩されたりしないよう、心からお祈りしております。日本のみなさん、彼らのライブは必見です。楽しんでください。

って『井田マリア』とは関係ないコメントですみません。わたしの彼女の印象は「女版Pete Doherty」。とはいえ、レディングフェスティバルの会場で見かけた彼女は、「イカ天バンド風ファッションのお姉さん」でした。

♪I won't mind if you take me home, come on, take me home
I won't mind if you take off your clothes, come on, take them off...

(わたしを家に連れってもいいわよ、ねぇ、連れてきなさいよ。洋服、脱いじゃってもいいわよ、ねぇ、脱ぎなさいよ...)

って、この顔で言われたら、相当怖いですよね。

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