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2009年5月12日 (火)

The Big Pink

< 2009. 04. 25 @ Dingwalls, London (Camden Crawl '09) >

最近読んだNMEで、「The Big Pink はみ~んなとお友達」という、2ページの特集記事が載っていた。www.myspace.com/musicfromthebigpink このヒトたち、新旧とりまぜた、いろいろなミュージシャンとそれぞれ深いかかわりがあるようで、そんなネタで新人ながらも大々的に「企画モノ」として取り上げられていたわけである。

彼らはこのところ話題のエレクトロ・サイケのデュオで、どうも昔からレコードレーベルを主催して KlaxonsCrystal CastleThe Teenagers などにいち早く目をつけたり、特に Klaxons を含む何人かのミュージシャンのツアーサポートなどをしていたりするらしい。

オレはそんな背景など知らずに「サイケバンド、全てよし!」というライブ道哲学に則って観にいっただけなのであるが、今回のNMEの記事内容を事前に知っていたらすこし緊張したかもしれない。そもそもこういった「顔役」系とも思える方が、「じゃあ、おれもそろそろバンドでもやっぺか」などと、」あげなくても良い腰をあげた場合、けっこう仰々しいものになったしまったりしがちなのを知っているからである。まあ、仰々しいから必ずしも悪い、と言うわけではないのだが、なんか新人のわりに初々しさがまったく無かったりすると、積極的に行く末を見守ってあげたい!というキモチにはどうもなりづらい。

今年の Camden Crawl ('09)でオレが最後に観たバンドが彼らだったのだが、結論を言うとなかなかせっぱつまった新人感の出ているステージで、とりあえず今後成功するかどうかを傍(はた)から見ておいてあげよう、という親心の持てるようなパフォーマンスであった。彼らが、NMEに書いてあったようにある種の「業界ベテラン」だというのは、むしろ驚きで、かなり暗闇に近い照明効果や、音響的にはほとんど意味をなさないが「飾り物」としては面白い「長髪だらり」のうつむきコーラスなど、サイケバンドの演出としては『なんかいろいろがんばってるな』と、肩をたたいて励ましてやりたい気分になった。音と合わせて70点。サイケ系には点数甘いかもしれないけど。ただし、Comanechi のお姐さんがライブではドラムをたたいている、というのはNMEの記事を読むまで知らなかったので、ちょっと見逃した感はあります。暗くて見えませんでした。

もっとも彼ら、巷では、今ロンドンでもっともクールなバンド、などといわれたりしているらしいが、NMEに載っている写真をみるとほぼ全裸の状態で、手で前を隠しているひょうきんなお兄さんにしか見えないのも、意外となかなか好感が持てるところだ。「何もそんな写真を撮らなくても・・・」と思わず口をついたが、意外とそんなことが好きなキャラなのだろう。どおりで友人が多いわけである。オレはいざと言うときに脱ぎ芸ができないので友達が少ないのかもしれない、と思った。

Img_1

NME 5月2日号より記事のうち一部分。 中央が街一番のクール・ガイズである。周辺がお友達。

飲み会でこれやると、友達増えるんでしょうか?うらやましい限りです。

Img_3235_1

@ Dingwalls

今年彼らはサマソニはじめ、各地のフェスティバルでもひっぱりだこらしい。 Camden Crawl はフェスティバルシーズンの幕開けだったためか、せっかくの良質サイケにも、観客で宇宙と交信する者のすがたは意外と少なかった。ちなみにステージ前で、もっともあからさまに薬物感のある踊りを楽しんでおられたのは、邦人の若いカップルの観客であった。Comanechi のお姐さんといい、このキマリカップルといい、世界で活躍する日本人の姿を拝むのは、なかなかにたのもしいものである。(右はうつむきコーラスのかた)

● The Big Pink その2

●コメントバックできないので追記します。

応援コメント、ありがとうございます。The Big Pink はNME の翌週号にも「今最も期待できる新人10バンド」企画で一番写真が大きく載っていたので、ちまたの期待ももりあがっているようです。コーラスのおねえさんは文字通り「シューゲイザー」ですが、ギター&ボーカルのかたはけっこう普通のロックミュージシャンのようなうごきでした。

ところでサイケバンド全てよし!のライブ道ですが、音はもとより「観客のおどり(宇宙と交信)」鑑賞はエンタテイメントとしてはずせない要素です。洋の東西を問わず「違法」なものは「違法」ですが、日本のフェスティバルでもサイケ系ではこうした見せ場があるのでしょうか?ちょっと気になってます。

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コメント

初めてコメント書かせていただきます。
ずっと楽しくROMってました。

日本で負けじとライブ道を楽しんでいるのですが、来日をじっと待つ…って受身の状況なので、観たいアーティストをすぐ観れるって訳ではなく、Funga77さんが羨ましくてしょうがないです。

Blog、ホント面白いです。
Live行くのに、「Funga77さんが記事にしてたな…」ってのが動機になるときもあります。
そして、The Big Pinkもサマソニで観ること決めました。今。

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