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2009年6月 6日 (土)

School Of Seven Bells

<2009. 05. 16 @ Pavillion Theatre, Brighton (Great Escape '09)>

昨日まで、所用があって数日間だけ東京に帰っていた。

仕事の付き合いでもないのに、夜出かける場所があえて新橋あたりになってしまうのは、やはり年齢的にやむを得ないところがあるかもしれない。その夜オレは食事が終わると、当然ながら友人と共にカラオケボックスになだれ込んだ。

最近10年間の日本の歌を知らない、ということもあって、唄える曲を探しあぐねてページを開いた「洋楽リスト」に目が釘づけとなった。オレは知らんかったが、楽曲リストには欧米インディ系の曲がオンパレードなんですね、今の日本は。で、オレとその友人はその夜「はじめて唄うインディ歌謡」という縛りで夜半まで唄い明かすことにしたわけなのであった。ところで、いったい誰が歌うんですかね、The Delgados の曲って。というか、なんで入ってんの、そんなのが?

邦楽・洋楽にかぎらず、初めてトライする歌がうまく歌えるはずもない。しかもふり仮名がついているとはいえ英語で、いままで意味まで考えて聴いたことのない曲ばかりだ。それに歌詞の出るタイミングもなんかヘンだぞ。おかげでオレも友人も歌はボロボロだが、次から次に歌ってみたい曲が出てくるので、飽きることなく夜中までおおいに盛り上がったわけなのである。

ところで、そのときにオレが一番うまく歌えたというか、歌っていてまったく違和感が自分でなかったのは、Blonde Redhead の曲だったような気がするのだが、これはそもそも日本人のかたが英語で唄っているわけなので当然といえば当然かもしれなかった。日本人が歌うという英語の「味」をオレは自然に出せてしまえるからである。Blonde Redhead。カラオケ用にぜひキープしておきたい持ち歌バンドといえるだろう。

しかし一方で、彼ら Blonde Redhead をライブで見たときは、この人たちのせいではまったくないのだが、ちょっとだけ違和感があった。数年前にカムデンの Koko で満員のヘッドライン・ショーを観たのだが、CDで聴くよりもボーカルがややクリアに聴こえたために、むしろ不思議な日本人英語感が増幅されてしまい、「味」を通り越してすこしだけくすぐったくなってしまったのである。曲も好きだったし、ちょっぴりだけもったいない経験であった。

ところでその夜の Blonde Redhead のショーは大混雑で、前座の時点から満員御礼。結局かれらのステージ上の姿はほとんど拝むことができなかったので、ライブとしての記憶があまりない。そのため、いままでこの「ライブ道」で取り上げたことはなかったように思う。

先月の Great Escepe ('09) で姿を見た School Of Seven Bells はすこしだけ Blonde Redhead を思い出させてくれるバンドだった。www.myspace.com/schoolofsevenbells 曲調はそんなに似ていないかもしれないが、なんとなくかもしだす音の雰囲気がオレにとっては共通点があるような気がした。 Secret Machines からひとり脱退したギターの Benjamin が双子姉妹と新たにこしらえたバンドが彼らである。2004年のレディング・フェスティバルで自分にとってのベストパフォーマンスを披露してくれた Secret Machines には思いいれもあり、今回押さえておきたい連中であった。

純粋に比較できるものではないが、曲の優劣はともかく、ライブは Blonde Redhead より楽しめた。単純に「英語の発音」がフツーな分、余計な違和感がなかった、という点が実は意外と大きなポイントかもしれない。Secret Machines の初期のような、「いったいどうなってしまうんだろう」というライブ上の爆発感はもちろんないが、安心して楽しめる良いバンドだった。最近はMTV系VH1 (オトナ含めて広いターゲット向けチャンネル)でもオンエアされだしたので、人気の広がりそうな予感もあり、です。シューゲイザーなどと呼ばれておるが、双子はしっかりと前を見据えておりました。

Img_3356_1

@ Pavillion Theatre

新人ながら今年のサマソニ('09)で来日公演すでに2回目、ということは、近いうちにカラオケボックスの「洋楽リスト」でお名前を拝見できるかもしれない。

新曲 My Cabal

●コメントバックできないので、追記します。

アリさん、コメントありがとうございます。ライブ道は歳だけはとっているのでご想像かもしれませんが、80年代の「4ADサウンド」は当時かなり真剣にレコードを買い集めておりました。今こうして外タレ(アメリカ人)の皆さんの、当時を彷彿させるようなライブパフォーマンスを「4AD」発祥の地英国で楽しめるのは、なかなか感慨深く、幸せなものだと思っています。

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コメント

好きなバンドなんで思わず書き込みいたします。blonde redhead がカラオケに入ってるなんて知りませんでした。
僕も2回ほどライブに行ったことがあるのですが、
いずれも超満員でした。
同じ京都出身なんで勝手に親近感持ってます。

最近ライブに全然行けていないので、ここのページみて
行った気になってます。

関係ないですが、unwound と blonderedhead が
僕は大好きです。

失礼しましたー


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