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2010年2月25日 (木)

The Chapman Family その3

<2009. 04. 24 @ Purple Turtle, London (Camden Crawl '09)>

<2009. 05. 15 @ Concorde2, Brighton (Great Escape '09)>

<2009. 05. 16 @ The Hope, Brighton (Great Escape Artrocker Matinee Show)>

<2009. 08. 29 @ Reading Festival '09, Festival Republic Stage>

<2009. 09. 05 @ Offset Festival, London>

<2009. 10. 09 @ Koko, Camden, London >

最近のニュースによると、ビートルズのアルバムタイトルで有名なロンドンのアビー・ロード・スタジオが、持ち主のEMIの経営不振により売却されるとか、それが撤回されたとかされないとか、ちょっとした話題になっているようだ。

この場所は、先日のエントリーで紹介した BRUNO & All Stars (ばか者)が演奏する [Dove Of Peace] なる曲の録音、ならびおそらく撮影にも使われたと思われる、れっきとした現役の音楽レコーディング・スタジオだ。しかし人々の脳裏に浮かぶイメージは、例のアルバムジャケットに移っている、スタジオ前の横断歩道に違いない。実はこの横断歩道、長いことオレが毎日クルマで通う通勤途上に位置していたために、ロンドン在住当時、合計数100組を下らない数の「聖地巡礼者」たちの記念写真撮影の現場に立ちあってきた経験がある。常にヒトで大賑わいなのだった。

もちろん、ビートルズマニアと呼ばれる人たちは世界中にゴマンといて、たぶんそういった連中はこのアビー・ロード前の横断歩道を渡ったり、「ゲット・バック」の撮影があったサビル・ロウのアップル・レコード跡地を訪れるだけではモノ足りず、ロンドン中心部の「リンゴ・スターが、自ら大家をしていた貸し部屋の室内を、借主のジミヘンが真っ黒に塗りつぶしたことに腹を立てて追い出し、裁判沙汰になった物件」などというディープな『名所』を探しだしては訪れているに違いない。そしてマニアの方々は海賊版収集とかオートグラフの収集に飽き足らずビートルズゆかりのものなら何でも追いかける根性を持っているはずだ。駅員から再三注意を受けてもまったく気にせず、ついには電車を止めてしまうような、最近話題の「撮り鉄」マニアに匹敵する気合を持ったビートルズ・オタクも少なくない、とオレは見ている。

で、今日は業の深いビートルズマニアであれば追いかけないわけにはいかないであろう、われらが The Chapman Family を久々に取り上げたい。ジョン・レノンを射殺したマーク・チャップマンからその名前を取り、メンバー全員が「チャップマン」姓を名乗るこのバンド、実はただのおどろおどろしいバンド、というだけではないということを改めて言っておきたかった。

このブログの第一話めで取り上げたときから、なんとなく人目につかずに消えてしまうのではないかというこっちの心配をよそ目に、昨年に入ってNMEからは大絶賛、MTV2の週間チャートでも1位をとるなど、レコード会社契約前からかなりの話題バンドに成長した。初めて音源を聞いたりプレス記事を読んだりした方は、なんかこうダークでうにょうにょなカンジのバンドと思われているに違いないが、確かに最近の音を聞くとそう思われてもしかたない。NMEのお気に入り方向がそっちだったからか、いまや舵を振り切った感が無いでもないのは事実である。しかし、このバンドのもともとのメロディラインはすこし懐かしさをカンジさせる秀逸なパンク~ニューウェイブ・チューンである。いまや旬で話題であるからこそ、あんまり誤解されたままで食わず嫌いというか、一回聴いて「キライ!」となってほしくないなあ、とそう思ったしだいです。

そして音同様に、彼ら自身も、「殺人者」を自分たちに重ねるような、変質者を気取るようなヒトタチではもちろん無い。ファンとのコミュニケーションも大事にしながら一生懸命バンドを成功させようとがんばる、いいヤツラだと思う。演奏終了後、オレの友人がフロントマンのキングスリーに「今日は良かったよ!」と話しかけた。彼の返事は「どうもありがとう。でも今夜は張り切りすぎて、最後にズボンの尻がバックリと破けちゃったんだよね・・・。」

この4月に初来日だという。皆さんも怖がらずに話しかけてやってください。アビー・ロードの横断歩道で記念撮影する人たちにも受け入れてもらいたい、と思えるような英国らしさ満開のバンドです。

Camden

@Purple Turtle

Ge1

@ Concorde2

Ge2

@ The Hope

Reading

@ Festival Republic Stage

Offset

@ Offset Festival

Koko

@ Koko

去年はずいぶん観たなあ。ここまできたので、オレのささやかな応援も一区切り、としたい。

ちなみにオレのお気に入りキャラはドラムのフィルだ。演奏中の死神博士感はハンパないので、免疫の無いヒトが近くで見ると失神するかも知らん。ところで、フィル。オマエ、白髪交じりの頭髪、黒く染めたな!オレはもう白髪だらけどけど、これからも染めずにがんばって生きていきます。

Cf

The Chapman Family その1

The Chapman Family その2

●コメントありがとうございます。

チャップマン、生涯お金に縁がないだろーなー。申し訳ないが。そんなキャラクターだから好きなんんですけどね。ブログでは「打ち止め宣言」しましたが、また今年の Camden Crawl で応援してしまうような気が・・・。

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コメント

そんなchapmanもついに日本にやってきますなぁ。すごい楽しみにしてるみたい。しかも、「市役所まえの乗り場から、東京までバスが出てたらいいのになぁ。」なんて、言ってたよ。やっぱり相変わらずお金ないんだね。

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